2020S/S ATELIER DE LA VENISE NORMANDE(アトリエ デュ ラ ヴニース ノルマンド)

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オンライン担当の西出です。

どのように発音してよいかわかりませんのでカタカナ表記は(仮)ということでご容赦頂きたいところですが、いつもお世話になっているショールーム「Ham & Egg」さんで新しいブランドがラインナップされていました。

その名も『ATELIER DE LA VENISE NORMANDE(アトリエ デュ ラ ヴニース ノルマンド(仮))』。

今ではほとんどみられることがなくなった完全なMade in Franceのデニムブランドです。

このプレーンでクリーン、ノーブルな雰囲気、往年のA.P.CやHELMUT LANGを思い出します。
私が10代のころ、リーバイスを好んで穿いていた時代に上記のブランドが提案したスタイルは非常に新鮮で、一発で虜になったことを覚えています。
デニムとは思えない上品さ、穿いた時の洗練された雰囲気は二十歳前の私にも衝撃で、何本も購入し育てていきました。

今思えばその時のデニムを一本でも残していればよかった・・・んですが、よく考えると当時よりも10kgは増量していますのであったところで穿けないことに気付きました。
そうでした、私かなり太っていたんでした・・・汗

私のデニム遍歴はレプリカのリーバイスXX → ヴィンテージのリーバイス66やビッグE → リーのビンテージ → A.P.C、HELMUT LANGなどデザイナーズデニム → サンローランジーンズ(エディスリマン期) → リーのアメラグ別注モデル → 謎のヨーロッパブランドのデニム → アクネ → リーバイスの66やビッグE → INCOTEXやSIVIGLIAなどイタリアンデニム → サンネイのワイドストレートデニム(今ここ)

懐かしい生デニムの香り。
最近のデニムはウォッシュをかけたり特殊なトリートメントを施したりと、ケミカル一歩手前の凄く良い香りがするんですが、こちらは極めてストイック。
その辺も好印象です。

ミニマルなデザインのレザーパッチ、そしてフランスの国旗がひっそりとタブとして。

ロゴデザインも素敵です。

全てのデニムがセルビッジ仕様。

フロントボタンも凄くミニマル。

シルエットは2種ありまして、いわゆるスリムタイプと501の様な伝統的ストレートタイプ。
私的には501に近い方のシルエットが好みでした。

カットソーやシャツをインして穿きたくなる、凄く素敵なデニムコレクション。
加工物は皆無で基本的には生デニムのみのラインナップで、インディゴ、ブラック、ちょっとニュアンスの違うインディゴという三本柱。

有名な話ですが、デニムの語源はフランス語の「serge de Nîmes(セルジュ・ドゥ・ニーム)」であり、「(フランスの)ニームの綾織り」という意味でして、日本のデニムブランドであるDENIMEドゥニームも、このserge de Nîmesが由来になっています。

アメリカのイメージが強いアイテムですが、生地自体はフランス発祥ということで、こういったデニムブランドが純フランス産で提案されるというのは歴史的にも意味のあることだと思うんです。



今日の気になる↓

Bagutta(バグッタ)のハイネックシャツ
今シーズンからハイネック具合が少し低くなり、より着やすくリアルなバランスへと進化しました。25,920円。

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