オーセンティックだけじゃない！①Drake’s（ドレイクス）ネクタイコレクション

DRAKE'S2017年9月30日

オーセンティックだけじゃない！①
Drake’s（ドレイクス）ネクタイコレクション

昨日ご招待いただいてダンヒル心斎橋店で催された岸田一郎氏のトークショーにお邪魔しました。

岸田一郎氏といえば Begin や MEN’S EX を創刊したり、何と言っても「LEON」を生み出した名編集長としてその名を知られる名プロデューサーにしてトレンドメーカー。

新しいものにいち早く目をつけるのは勿論ですが、既存のものに新たな付加価値を付けてヒットを飛ばすなどこの業界に於いて様々な「仕掛け」をしてきたお方のブリティッシュものについてのトークは面白いものでした。

英国の歴史と伝統のうえに成り立つオーセンティックなスタイルの良さと、その反面それだけでは時代に乗り遅れるという矛盾を如何に解消するかが大きなポイントという発言は凄く納得させられるものです。

トレンドを追いかけてきた岸田氏が「オーセンティックで正しく作られるものこそ大切」と発言されるからこそ大きな意味を持つ言葉のように思えます。

会場での岸田氏の装いも美しいテーラリングのダンヒルのネイビージャケットと同系統のカラーのパンツでエレガントにまとめたうえでの・・・　オレンジのスニーカーでのハズしというもの。

「正統」だけでなくそこに現代的なアレンジを加えるという氏のご発言を実践したコーディネイトでした。

今英国のネクタイブランドのなかで最も大きな影響力を持つブランド Drake’s（ドレイクス）も40年前にロンドンで生まれたれっきとしたオーセンティックな英国ブランドでそれはAquascutum（アクアスキュータム）を出自とする創業者ということからもわかります。

ですが、現在陣頭指揮を取るマイケル・ヒル氏は39歳という若さのうえ、バリバリのサビルロースタイルではなくアメリカのトラッドっぽい味付けが好みという嗜好の方ですし、共同オーナーのマークチョー氏は国籍はマレーシアでロンドンで育ちその後イギリスアメリカへ、そして現在は香港のアーモリーを経営というなんともグローバルな経歴。

次世代の感性と多彩なスタイルのエッセンスが加えられた Drake’sはそういう意味でただのオーセンティックではない「ニューオーセンティック」と呼べるのではないでしょうか。

そんな Drake’s、細やかなジャガードで表現されたペイズリーも一歩間違えればアクの強さが出そうな色合わせを絶妙なバランスでまとめています。派手というよりも「地味派手」な色使いが非常に魅力的なのも高いデザイン力があってこそかと思います！

MODEL：TE/17748
MATERIAL:シルク100％
COLOR：ブラウン×グリーン・ダークブラウン×グリーン・ネイビー×ボルドー
PRICE：19,440yen
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