ついに願いがひとつ叶う・・・
本日発売『商店建築7月号』掲載!

ついに・・・というと大袈裟なようですが、本日発売『商店建築7月号』に今年2月にオープンしました僕達の新しいお店であるguji e biglietta(グジ エ ビリエッタ)が掲載されました!

店舗デザインの世界でかな~りの影響力を持つ同誌への弊店の掲載は、建築士事務所ninkipen!さんと僕達のかねてからの願いのひとつでして、これまでで最も嬉しい店舗掲載のひとつなんです(奮)

ちなみに表紙はもちろんその名が関西にまで轟くGINZA SIX(ギンザシックス)。何ページにも渡ってトピックスが紹介されています。

そんな中・・・表紙の右下の方にグジ エ ビリエッタの文字が!

なんとスペシャルフォーカスとして取り上げられています(嬉)

(同誌に掲載された画像と同じものを一部ninkipen!さんのホームページから許可を得てこのブログに載せております。)

同誌でも特にクローズアップされたのはguji・salotto・balcone・bigliettaの空間を緩やか~に分節する特注カーペット。

現在マーケットシェアの非常に少ない18世紀にイギリスで開発されたウィルトン織りにこだわり、作り手と発注者の意思疎通や幾何学で表現することの難しさが詳しく解説されています。

先述でも登場しました現在、株式会社グジの全店舗のデザインをお願いしてまいりました一級建築士事務所 ニンキペン、通称ninkipen!代表の今津康夫氏は、弊社代表田野の前職の会社で社員と学生アルバイトの関係からスタート。

店舗開発の打ち合わせにおいて、知的な今津氏とユーモア系?の田野とのブレインストーミングの数々が傍で見ておりましてなかなか痛快でした(笑)

そんな腐れ縁?をきっかけに創業の地に意を決して2006年3月にオープンしたguji京都店。

スイスの美術館の切符売り場からインスピレーションを得たという鋼鉄製のハウス型レジカウンターと2階へと上がる螺旋階段が同店の代名詞となっており、京都のお客様に親しまれている?かと思います(汗)

豪華そうに見えますがイタリアのレンガ作りの様な壁面や白い壁面、エントランスなど・・・は居抜きのまま、資金不足でブロックガラスの予定だったフィッティングが木製になったり、注文したドアノブがオープン日に間に合わなかったりと・・・我慢やトラブルもございましたが、今となってはかな~り良い思い出です。

伊勢丹のカリスマバイヤーを経て、福助を約1年半で経営再建に成功した名物社長の故・藤巻幸夫氏が偶然にご来店し、商品ではなくお店のデザインを絶賛されたという逸話が残ります。

その時分も氏が冗談半分?に「商店建築に載せたいね!」な~んて仰っていただきました(懐)

2008年当時、六角通沿いに設置していた看板が破損。それを機に可動式の看板を依頼し生み出されたのが、サインデザインの世界で国内で最も権威のあるSDA(日本サインデザインアワード)の最優秀賞と青木淳賞をダブル受賞しましたCORN(コーン)

以降このタイプの看板を街中でもよく見かけることとなりましたが、作品としてgujiでパテントを取っておけばよかったですね・・・(笑)

現在もguji・biglietta各店で活躍中の自慢の看板です。

2009年春に‟ほぼほぼ”居抜きで大阪梅田の地にオープンしました2号店のguji大阪店。

程なくして隣のテナントに空きが出まして、居抜きを渡って2011年春にオープンしたのが↑画像の約6年間ご愛顧いただきましたかつての大阪店。

既存家具の染色をサンダーで落とし元の白木を露出させ、それに合わせて新設の家具を白木で造る・・・という制約こそがアイデアを生み出すという今津氏の言葉が蘇ります。

この後、ハービスさんの多大なるご厚意もあってbiglietta大阪店・ring大阪店とテナントを確保でき、居抜きの精度がますます磨かれます(笑)

そして昨年3月の創業10周年を機に京都北山通りに開設しました育成型店舗guji laboratorio(グジ ラボラトリオ)では、僕達にとっては珍しく‟居抜いていない”新装開店・・・(笑)

ピッカピカの一年生に居抜きはあかんやろう・・・ということです?

guji e bigliettaの新店にも採用された什器や照明のアイデアが弊店では初お目見えしました。

ここからはninkipen!建築を少~しご紹介します・・・

panscape(パンスケープ)二条店・・・京都市内の人々に親しまれるパン屋さん。

今でもウィンドウに鎮座し、毎朝焼きたてのパンが陳列される500キロほどある木材を男子数名で運んだことが思い出されます(重)

Il Povero Diavolo(イル ポーベロ ディアヴォロ)・・・今津氏もgujiスタッフもお気に入りの木津市場内にあるビニールカーテンが特徴のひとつのイタリアンレストラン。

決して高級過ぎないシンプルで洗練された雰囲気と、本場北イタリアの本店から暖簾分けを許されたシェフの熱意が静かに宿るお料理とのマッチングが落ち着きます。

手打ちうどん ながれ・・・前職でお世話になりました上司が大阪・西天満に独立オープンしたうどん屋さん。

お店のデザインはさることながらうどんの味も超おススメです!

BLYTHE(ブライス)・・・京都市内屈指のスタイリストさんの美容院。ミラーから見るバイアスのスライド式扉のこの角度が個人的に好きです。

幾つかの大学の講師も務める今津氏が京都学園大学食堂のデザインという離れ業にも挑戦!(凄)

関西地区から徐々に都内・海外の店舗デザインの依頼も入るようになっており、昨年は都内で大人気の食べるスープをコンセプトにしたスープ専門店、スープストックトーキョー中目黒店のデザインも手掛けています。

こんな素敵でホッと出来そうなスープ屋さん、僕達のお店の近くにもあれば嬉しいですね・・・

時にはgujiのお客様の邸宅の設計もしていただきました。

店舗だけではなく木材と異素材を組み合わせた住宅のデザインは素人目にも秀逸。

いつか僕もお願いしたいなぁ・・・と夢見ています(憧)

そして現在某所にて今津氏がデザインを思案中の物件・・・!

ご覧の通りスケルトンの状態ですので、氏の精度の高いクリエイティビティがまたも発揮されるかと期待しています。

こちらは後日ご紹介したいと思います。

兎にも角にも本日発売の『商店建築7月号』。

オリジナルカーペットの制作レポートの特集を含めて6ページの大ボリューム。

誌面の原本画像は今津氏も持ち合わせていないとのことで詳しくは・・・、立ち読みだけでも構いませんのでご一読いただければ幸いです!

biglietta BLOGring BLOGも商店建築記事アップしました! 


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