gujiにご来店されるお客様から、balcone(バルコーネ)カテゴリーで展開する商品群の着合わせが分からないというお声をたまに頂きます。

物には興味があり、どうしたら大人のstylingになるのかを難しく感じるみたいですが、実は物凄く簡単です〜 笑

本家gujiカテゴリーの商品群はファクトリーブランドが多く、アイテム単体の専業ファクトリー商品が多い為、stylingを意識した作り込みというより、物作りに特化した商品が主になります。

ですので、そこからの合わせは着る方次第になる為、人それぞれの個性が出てくると思います。
そこが、僕達が扱っている商品の面白いところでもあります。

balcone(バルコーネ)で扱っている商品群は、トータルコレクションブランドが多いのはご存知かと思います。

modeブランドは基本的にトータルのスタイル、その期のデザイナーのテーマやコンセプトを洋服で表現していく為、既にstylingのイメージが出来上がっています。

よくファッションショーで見るスタイルは、とても普段に着用できる様なデザインでは無いものが多いと思います。

先日、MARNIのショーを見た後日に、ショールームでセレクトをしに行ったのですが、ショーで使用していたアイテム群と毎年の定番アイテムやその期のコンセプトをベースにタウンユース仕様に落とし込んだ商品群で分かれています。

圧倒的にタウンユースを意識したアイテムバリエーションの方が充実していますし、バイヤーは殆どそちらのカテゴリーからセレクトを行います。

ですので、ショーで使用しているアイテムは、その期の分かりやすいイメージ、カラーの打ち出し、そして、見る者を惹きつけるインパクトの発信になります。

タウンユースを意識し商品群は着るだけでそれなりの見栄えになり、ファクトリーブランド以上のパターンワークとデザイン性が確立されています。
なので、一度試着するとスタイルのイメージも湧きやすく、着合わせも見えてきます。

balcone(バルコーネ)が提案するスタイルは、あくまでも大人の方に向けた幅のあるカジュアルスタイルです。
その為に、classic、mode、streetの要素を織り交ぜ(MIX)させ、デザイン性よりもその完成度の高いパターンワークが引き立つスタイルを提案しています。

本日は、昨日までご紹介していたPINE(パイン)です。

新規展開の商品で、トータル提案であるブランドですが、modeと語るには色柄の取り入れが控えめですし、インパクトのあるデザイン性があるかというと、そうでもありません。
modeやstreetの要素をベースに、作りや素材、パターンワークに拘りを持つことで、表面的よりも着る人の着心地や着合わせを考えています。

こちらのパンツは、Sportsとmodeを融合した作り込みですが、Sportsがより映える軽さを意識した着合わせです。
スウェットやスリッポン、軽さを感じる素材のコートなど、軽快さや軽さを意識して組みあ合わせることで、自ずとアイテムが浮かび上がります。

後は、モダンで落ち着いた色合わせも大切ですね〜
どんな洋服でも、サラッと着こなすことが、小慣れた雰囲気を出してくれると思います〜

サイドのスリットの長いデザインのシャツは、タックアウトしそのデザインを見せる方がシルエットもシャープに見えます。
ツヤを感じるサックスブルーと言うより、柔らかい色の出方が絶妙です。

その相反する2つの要素が重なり、PINEならではのアイテムになっています。

その2つの要素を活かすstylingを考えてみました。

色をトーンで統一し、柔らかさを感じるブルー系と、スリットの見栄えを良くする、ショート丈のブルゾンと合わせました。

全体のシルエット感を締める為に、ショート丈のブルゾンは緩すぎないデザインが最適です。
また、スカーフやシューズで締まった色合いをトーンで挿し込むことで、サックスブルーも映えてきます。

誰でも出来る簡単なコーディネートですが、それでも見た目のインパクトを感じるのは、PINEの物自体の素晴らしさかもしませんね〜

全てのアイテムはこちら！
shirts【PINE】
outer【TATRAS COMING SOON!!】
pants【kolor COMING SOON!!】
scarf【GLARNER TUECHLI】
shoes【F.LLI Giacometti】

明日は、早くもMARNIの登場です！！

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